家事や仕事、人間関係などでストレスを感じてメンタルが落ち込んでしまうことはありませんか?
最近ではストレス解消でアロマを取り入れて香りを楽しんでいる人が増えてきています。
実は、アロマの香りの効果はストレスを軽減して、心の疲れを癒してくれるんです。
そして香りには気分をコントロールしてくれる効果もあります。
この記事では、
・アロマの香りのメンタル効果とは
・アロマの使い方
・アロマの選び方
を紹介します。
アロマの香りを使ってメンタルケアをしてストレスを軽減したい人は、ぜひアロマの香りで癒されてくださいね。
Contents
アロマの香りのメンタル効果とは
アロマのいい香りには、リラックスしたり自分の気分をコントロールし、ストレスを解消してくれる効果があります。
では、なぜアロマの香りはメンタルに効果があるのか気になりますよね?
それは、脳のα波と人間の嗅覚のメカニズムが大きく関係しています。
よく脳のα波が出ているとリラックスしていると聞いたことはありませんか?
実は脳のα波がよく出ている状態は、脳がゆっくりと働いておりストレスが少ない状態のことをいいます。
つまりα波がよく出ていると脳・体・心がリラックスしている状態になります。
そのため、α波を増やしてくれるアロマのいい香りを嗅ぐことでストレスが軽減しリラックスすることができ、メンタルケアにとても効果があるというわけです。
また、人間の嗅覚のメカニズムでも、アロマのいい香りによる効果が期待できます。
この嗅覚を使って美容や健康をサポートする「芳香療法」というのがあるぐらいです。
アロマのいい香りを嗅ぐことで、鼻の粘膜から脳に芳香成分が伝わって、自律神経を刺激します。
この刺激が心身に快・不快の感情を与えると言われているんです。
なので、自分の好きないい香りを嗅ぐということは、気持ちを良くしてくれます。
さらに、嗅覚は人間の五感の中で唯一「情動」(感情の動き)に伝わると言われています。
そのため、アロマのいい香りを嗅ぐと感情の動きに働くのため、落ち込んだ心を癒してくれます。
確かに自分の好きな香りやいい香りを嗅ぐと気分が良くなります。
逆に好きではない香りを嗅ぐと不快に気持ちになりますよね。
まとめると、アロマのいい香りは心身にリラックス効果をもたらして、自分の感情をコントロールすることができるためストレスが軽減し、メンタルに効果があるというわけです。
アロマの使い方
家でアロマの香りを楽しむにはいくつか方法があります。
ここではおすすめの3つの方法を紹介していきます。 自分の好きな方法を見つけてアロマを楽しんでくださいね。
アロマの使い方① 「お部屋に香りを広げてみる」
最近では「アロマディフューザー」が販売されています。
このアロマディフューザーの中には、加湿機能やタイマー機能が付いたものもあり、簡単にアロマの香りを楽しむことができます。
お部屋の広さや使用するシーン、デザインなど様々な種類のアロマディフューザーがあるので、自分の好みのアロマディフューザーを選ぶといいでしょう。
また、アロマディフューザーが買えないという人は、アロマストーンという石にアロマオイルを垂らして使うこともできます。
アロマストーンは小さいものもあるので、場所を取ることなく手軽に置くことができます。
他にもティッシュやハンカチにアロマオイルを1~2滴垂らして、枕元やデスクに置くのもアロマの香りを楽しむことができますよ。
アロマの使い方② 「お風呂で楽しむ」
アロマの香りをお風呂で楽しみながらリラックスできる使い方もあります。
湯船の中にアロマオイルを数滴垂らします。
オイルの量が全身で浸かりたい場合は1~5滴入れて、半身浴や足湯などに使う場合は1~3滴を目安に入れるようにしましょう。
お風呂でアロマを使うと、湯船に浸かりながらアロマの香りを楽しむことができて、さらにいつものお風呂タイムよりリラックスすることができますよ。
もし、アロマを入れた湯船に浸かって肌に刺激や異常を感じたらすぐにお湯で洗い流すようにしてください。
ちなみにアロマには、アロマキャンドルで香りを楽しむ方法もあります。
アロマキャンドルお風呂で香りを楽しむ時の注意点などの安全に使う方法を紹介していますので、こちらの記事もご一緒にご覧ください↓ お風呂でアロマキャンドルを使う時の注意点!香り別のリラックス効果とは?
アロマの使い方③ 「マッサージをする時に使う」
手間がかかりますが、マッサージをする時にアロマを使うこともできます。
ですがアロマオイルのそのままの状態では、マッサージオイルとしては使うことができません。
そのため希釈してアロマを薄める必要があります。
ホホバオイルなどの植物性オイルにアロマを濃度1%以下になるようにしてアロマを薄めてマッサージオイルを作ります。
作り方は、植物性オイルのキャリアオイルを50mlの中にアロマを10滴入れて混ぜます。
使うオイルの量の計算式は 50ml(キャリアオイルの量)×1%(希釈濃度)=0.5ml(アロマの量) になります。
マッサージでアロマを使う時は直接肌に付ける方法のため、肌が弱かったり敏感肌の人は事前にパッチテストを行ってください。
パッチテストをしてマッサージオイルが完成したら、作ったマッサージオイルを使ってマッサージをしましょう。
血行が促進されてさらに香りでリラックスできるため、通常のマッサージよりも気持ちよく感じることができますよ。
以上がアロマの使い方になります。
自分に合うアロマの使い方はありましたか?
紹介したアロマの使い方は家の中で使う方法になります。
ぜひ、お家でリラックスしたい時に紹介した方法でアロマを楽しんでくださいね。
アロマキャンドルを使ってもアロマの香りを楽しむことができます。
アロマキャンドルを使う人は、こちらの記事もご一緒にチェックしてみてくださいね↓
危険性あり!?アロマキャンドルの安全な使い方!5つの注意点を知っておこう!
自分に合うアロマの選び方
アロマの香りはメンタルにさまざなな効果を与えてくれます。
そのため香りで自分の気分をコントロールすることができます。
自分に合うアロマを見つけるには、自分がどのような気分になりたいかで選ぶようにしましょう。
もちろん、自分の苦手な香りなどがあると思うので、純粋に良い香りと思うのを選ぶのもおすすめです。
ですが、アロマの香りは自分の気分を変えてくれる効果もあるので、ここでは得られる効果別にアロマの香りについて紹介します。
ぜひ、自分に合ったアロマを選ぶ時の参考にしてくださいね。
リラックス効果
リラックス効果を得るなら、香りは『ラベンダー』がおすすめです。
ラベンダーの香りは心身をほぐしてリラックス効果を得ることができるので、ストレスにも効果があります。
また、自律神経のバランスを整えてくれる効果もあるので、質の良い睡眠をとることもできます。
眠りが浅かったり、寝つきが悪い時に効果があるので、寝る前にラベンダーの香りのアロマを使うとさらに効果を得ることができるでしょう。
気持ちを前向きにしたい時
気分が落ち込んでしまった時、気持ちを前向きにしてくれるのが『オレンジスイート』の香りです。
オレンジスイートの香りは、落ち込んでネガティブになった心をポジティブな気持ちにしてくれる効果があります。
さらに、オレンジスイートは食欲を増進させる効果も。
なので気分が落ちて食欲がない時には、オレンジスイートの香りのアロマがおすすめです。
不安やイライラを鎮めたい時
不安が強かったり、イライラしている時には『イランイラン』の香りが最適です。
イランイランの甘い花の香りは、心を落ち着かせてくれるので、不安感やイライラを鎮めてくれる効果があります。
特に精神的に疲れている時にイランイランの香りを嗅ぐと、とても気持ちが楽になります。
さらに、眠れない時にもイランイランは効果的です。
リフレッシュしたい時
気分をリフレッシュしたい時には、『ペパーミント』がおすすめ。
脳の働きを活性化させてくれるので、頭の中がスッキリし、気分をリフレッシュさせてくれます。
さらに、ペパーミントの清涼感のある香りは、鼻や喉の通りを良くしてくれる効果もあるので、風邪や花粉症の人にもおすすめです。
また、ペパーミントの香りは虫が嫌う香りなので、蚊やハエの虫よけにも使うことができます。
集中力を上げたい時
集中力を上げたい時は、『ローズマリー』を選びましょう。
ローズマリーの香りは集中力を高めてくれる他にも記憶力も高めてくれます。
さらに気分もリフレッシュさせてくれて、血行を促す効果もあるので、勉強や仕事の時におすすめの香りです。
風邪や花粉症の時
風邪やインフルエンザ、花粉症の時には『ユーカリ』の香りがおすすめ。
ユーカリには、強力な殺菌作用があります。
そのため、抗ウイルスや消炎、去痰作用があるので、鼻や喉の不調やトラブルに効果を発揮してくれます。
今回は6つのアロマで得られる効果について紹介しました。
ぜひ、自分に合う香りを見つける参考にしてください。
自分がどのような気分になりたいのかや好きな香りで、自分に合ったアロマを見つけてくださいね。
アロマのまとめ
今回はメンタルに効果のあるアロマについて紹介しました。
アロマの香りは、メンタルに大きな影響を与えます。
そのため、アロマの香りで自分のメンタルや気分をコントロールすることができます。
なので、自分に合うアロマを選ぶことが大切です。
ぜひ、記事を参考にして自分に合うアロマを見つけて、気分やメンタルをコントロールしてくださいね。
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